プログラミング的なSomething

プログラミング的なSomething

ITエンジニア(?)目線で生活・自転車・トレーニング話を綴ります

Ruby

オブジェクトにメソッドを取り込む

特定のオブジェクトにだけ振る舞いを与える モジュールに定義されたメソッドはextendメソッドを用いて、オブジェクトの特異メソッドとして取り込むことができる。 module Greetable def greet_to(name) puts name end end o = Object.new o.extend Greetable…

クラス定義のネスト

クラスをネストすることの意味 クラス定義のネストはいつ使うべきなのか。 リファレンスマニュアルを読むと以下のように書かれていました。 クラスのネストは、意味的に関連するクラスを外側のクラス/モジュールでひ とまとまりにしたり、包含関係を表すた…

Rubyにおける例外処理まとめ

苦手なのでRubyの例外処理まとめます raiseでエラーを表示させます raise 'error' #=>RuntimeError: error beginで例外を捕捉します。beginは例外が発生しそうな箇所に使用します begin 1/0 rescue = e puts e.message #=>divided by 0 puts e.class #=>Zero…

RSS::NotWellFormedErrorの解消

RSSのパース時に発生しました 結論からいうと、RSS::NotWellFormedErrorはURLをパースする際に適切なURIでないと発生するエラーです。 例えば、以下のように単なるURLをパースしようとするとエラーが出ます。 url = "http://somethingpg.hatenablog.com/" rs…

sinatraでRSSリーダー書いてます

小さな成果を意識して 昨日はこんな口幅ったいことを言っていたので、いままでローカルでやってたことをGithubでちゃんとIssue使ってコード書き出しました。 ブログを続けるにあたり考えたこと:小さくても成果を意識すべきではないか github/rssreader 習作…

Rubyでの変数のスコープ確認

Rubyでの変数とスコープをざっとまとめました。 # トップレベルの変数をメソッド foo = 'foo in toplevel' def display_foo puts foo #=> NameError トップレベルのローカル変数は参照できない end puts foo #=> foo in toplevelと表示される # display_foo …

Rubyにおけるメソッドの定義時の注意と動作

最初が大文字のメソッドを作る場合は注意が必要 def Hello puts “hogs” end Hello #=> エラーが帰ってきます レシーバを記述するか、引数なしの場合は括弧をつけないとメソッドが呼び出せません。 Hello() #=>hoge あまり最初の文字を大文字で指定するメリッ…

Rubyはファイルが自動でクローズされるって言われてる理由を振り返ってブロックを有難がろう

自動でクローズされるってよく言われるけど、結局はFileオブジェクトの使い方に依る。 ブロックで開けば自動でクローズされる。 File.open ‘README.md’ do |file| puts file.read end ブロックで開いてない場合、ファイルは自分で閉じる必要があります。 fil…

sinatraの登竜門といえばRSSリーダー作成なのでRSSについてまとめてみたよ

猫も杓子もRSSリーダー RSSリーダーって「まずはこれ!」みたいな感じなので実際に作ってみます。 まずはRSSの要素を読み込んでみましょう。 RSSライブラリで読み込むよ require 'rss' rss = RSS::Parser.parse('http://somethingpg.hatenablog.com/rss') 超…

sinatraでアプリ書くために基本処理まとめ

sinatraでコード書くために基本的な処理書いた Railsチュートリアルをボツボツ読んでましたが、Ruby自体への理解のなさに嫌気がさし舵を切り直して言語限定の学習に移行、パーフェクトRubyなんかを読み進めてますが肝心のアプリが手付かずなのでいろいろ考え…

__END__と定数DATAに関して

END以下の行は定数DATAへ DATA.each_line do |line| puts line end __END__ いろはにほへと ちりぬるを #=>いろはにほへと #=>ちりぬるを END以下のデータはDATAという定数にFileオブジェクトとして保存されます。 ENDを宣言しない限り、定数DATAは生成され…

Rubyのselfがめっちゃよくわかるサンプルコード

selfのことがめっちゃよくわかるサンプルコード class Ruler attr_accessor :length def set_default_length # length = 30 だとメソッドは呼び出されずローカル変数lengthへの代入扱い self.length = 30 end end ruler = Ruler.new ruler.set_default_lengt…

attr_accessorの使い方

def Duraion def initialize(since,till) @since = since @until = till end attr_accessor :since, :until end attr_accessorはgetter,setterの定義です。 duration = Duration.new(“hoge”,”hogehoge”) とすると、duration.sinceで”hoge”が呼べる。 duratio…

クロージャーとしてのブロックの扱い

ブロックがクロージャーとしての役割を持ちます def create_counter count = 1 return Proc.new do count += 1 p count end end counter = create_counter counter.call #=> 2 counter.call #=> 3 こんな感じになる。 create_counterメソッド自体は終了して…

Rubyにおいて多値を返す場合のお作法

(タイトルのようなことを)気付かず使ってたのでメモ 通常、返り値は最後の値が返されます。 def sum x,y x + y end 上記のようなメソッドであれば、x + yの結果が戻ります。 では、x,yの2値を返すだけのメソッドが欲しい場合があったとした場合、どう書け…

ローカル変数が優先される処理と、selfによる明示的なメソッド呼び出し

レシーバ省略とローカル変数 ちゃんと理解したことを記録するためにもメモ。 こんなコードがあるとします。 class Laputa def hover vibrate end def vibrate p "vibrate" end end l = Laputa.new l.hover #=> "vibrate" l.hoverは当たり前のように"vibrate"…

Rubyでメソッドの存在を調べる方法まとめ

オブジェクトに対してメソッドが存在するか 使うメソッドはObject#respond_to?です。 "string".respond_to?(:chomp) => true こんな感じ。 クラスに対してメソッドの存在を確認する Method#method_defined?を使います。 String.method_defined?(:chop) => tr…

Rubyレシピブック その②(ハッシュ)

読書メモです。 1つのキーに複数の値が対応するハッシュを作る 複数の値は配列で保存されます。 h = Hash.new{ | h, key | h[key] = [] } h["a"] << 1 h["b"] << 2 h["a"] << 2 irb(main):297:0> hash => {"a"=>[1, 2], "b"=>[2]} この方法を用いる場合、ハ…

Rubyレシピブック その①(配列)

読書記録兼コード晒し ショボいけど書かずに覚えないくらいなら俺はコードを晒す! Rubyレシピブック読んでます 構文とかその辺なんてわかってるので、とにかくメソッドを頭に叩き込んで不自由なくコードを書くレベルに達するまでを目標にしています。毎日数…

CodeIQに出題されている問題をやってみた その④(完結)

続き CodeIQに出題されている問題をやってみた その③ これの続き。第4問です。 combination 問題文はmapメソッドを使ってるしなんというかまとめ問題のような雰囲気でした。 combinationは、配列から引数n個を重複を許さない組み合わせを数え上げます。組み…

CodeIQに出題されている問題をやってみた その③

続き CodeIQに出題されている問題をやってみた その② chars 文字列を1字づつ配列に変換します irb(main):001:0> string = "hoge" => "hoge" irb(main):002:0> string.chars => ["h", "o", "g", "e"] each_with_object 問題文、当初魔法のようにしか見えませ…

ProcとSymbol#to_procに関して調べた

昨日の日記で宿題にしてたto_procメソッドに関して CodeIQに出題されている問題をやってみた その② CodeIQで解答のある問題を使わせていただき、プログラムへの理解を深めております。 そこでto_procの処理につまずきました。 そもそもProcってなんだっけ Pr…

CodeIQに出題されている問題をやってみた その②

再びCodeIQ CodeIQ に出した「メソッド名を当てる空欄補充問題」の解説・解題 第2問chars_in_allに取り組みます。 split splitは言わずと知れた文字列分割のメソッドです。 問題内ではhoge.split(//)と書かれていて少し面食らいましたがhoge.split("")と同義…

CodeIQに出題されている問題をやってみた

CodeIQに出題されている過去問やって血肉にしよう CodeIQの広告を会社で眺めながらそんなことを思っていた。 もともとネットワーク畑なので、Railsのお作法以外にもRubyやら他のプログラムのことしっておかないとアカンでしょってモチベーション。 例題 メソ…

RSpecのbefore句の使い方メモ

イマイチわかってないのでbefore句のメモ before(:all)が実行されるのは最初の一回だけ。 before(:each)は各it句ごと before(:eachも:allもなし)は:eachした場合と同じでit句ごと ついでにafter句 after(:all)が実行されるのは振る舞いレベルで一回だけ。 af…

will_paginateによるページネーションの実装

Gemfileの編集 will_paginateとbootstrap-will_paginateをインストールします。 gem 'will_paginate', '3.0.3' gem 'bootstrap-will_paginate', '0.0.6' 例によってbundle installしておきます。 viewの編集 以下のように記載することで、will_paginateは、@…

FactoryGirlでたくさんのサンプルデータを作成する

FactoryGirlでひとつひとつデータを用意するのは大変 大変ですので一気に作成する場合の作例をメモります。 factory :user do sequence(:name) { |n| "Person #{n}" } sequence(:email) { |n| "person_#{n}@example.com"} ・ ・ ・ sequenceメソッドは引数に…

アセットパイプラインに関するメモ

アセットについて app/assets:アプリケーション固有のアセット lib/assets:開発チームにより作成されたアセット vender/assets:サードパーティのアセット スタイルシートやJavaScriptは1つのファイルにまとめた方が速度が出ます。 ただ、1つにまとめると…

before_filterを使用した認可の定義

特定の状態でしかアクションを許したくない場合 例えば、ユーザーが自分のアカウントにログイン場合のみに、そのユーザー情報を書き換える操作を許す。等、認可にかかわるbefore_filterメソッドの使い方をまとめます。 早速コード ごくごくシンプルに書けま…

editアクションとupdateアクションの認可に関して

editアクションとupdateアクションと認可の関連性 RESTfulなルーティングを実行している場合、レコード編集ではeditとupdateのアクションが発生します。 ブラウザでは、editの操作をテストできますので、認可の設定が活きているかの判定ができますが、update…