「やってはいけない筋トレ」から得られた重要ポイント6つまとめ
なぜに筋トレ本
年末からの正月太り是正を大きな目標に、最近ジム通いを始めました。
通っているジムは、筋トレマシンと一定のフリーウェイト用スペース、十機程度のトレッドミルという、最小限の設備を提供する施設です。価格は割安ですが、トレーナーがいないため(場所によってトレーナー常駐の例外もあり)、トレーニングに関する知識は自分で仕入れる必要がありました。
トレーニングに関する本はこれまでも何冊か読んでいるのですが、「やってはいけない筋トレ」が、ボリューム自体は少ないながらも、役立つ内容が多かったのでまとめてみます。
重要ポイントかいつまみ
- 筋肉が伸びながら力を出す際に筋繊維を傷つけるだけで、収縮しながら力を出す運動をすれば筋肉痛は起きない(事実、水泳や自転車で筋肉痛は起きにくい)
- 運動の適切タイミングは体温が握っている。体温の高い夕方が運動の適切タイミング
- 筋トレ前の静的ストレッチは筋トレ効果を下げる
- 脂肪を摂らないのは悪影響。ビタミンや男性ホルモンが不足して細胞が合成されない
- 筋トレをすると筋肉の合成「同化」が促進され、このタイミングで筋繊維のまわりにアミノ酸があれば筋肉がつく(食後2~3時間)
- 血糖値が低いとタンパク質がアミノ酸に分解「異化」され、筋肉が減る。これは炭水化物を食事で補うことで防ぐことができる。炭水化物は筋肥大を支えている
個人的には上記が新しい視点でした。特に最後の筋肥大のためには「炭水化物」が必要な点ですね。ダイエットする人には敵視されている炭水化物が筋肥大に必要不可欠なのは皮肉がきいてます。
実は、以前にも別の会員制のジムに通っていて、会費や雰囲気など、もろもろの理由で3ヶ月の試行期間を終えた後、解約してしまいました。
今思うと、解約したジムでは、こうした筋トレにかかわる知識をトレーナーが伝授してくれました。本書にも取り上げられていてかつ、重要ポイントには挙げていなかった「筋トレ前の有酸素運動は運動の効果を損ねる」は、ジムで教えてもらったことです。
トレーナーがいないのは、私が通っているジムだけでなく、自宅トレをしている方も同じです。その場合、こうした筋トレに関する知識を伝えてくれる人がいません。効果の出る適切なトレーニングをするためにも、関連書は何冊か読んだほうがいいです。
- 作者: 坂詰真二
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 2012/02/02
- メディア: 新書
- 購入: 5人 クリック: 38回
- この商品を含むブログ (13件) を見る
(2016年1月27日追記・修正)