みんな2016年の目標立てた〜?僕は立てないことにしたよ〜
年始の目標設定
毎年思うのですが全然うまくいかないですよね。 自分が昨年立てた目標を確認しようとしましたが、それっぽい文書は残念ながらありませんでした。
しかし不思議なことに、昨年末に仕事の改善点を個人的にまとめたメモの大半が達成済みであることがわかりました。まあ期限設定していなかった上に切羽詰まっていた記憶がありましたし、すぐさま改善に取り掛かった覚えがあるので、優先度合いが段違いだったんでしょう。
要するに至急性が目標に達するモチベーションの源泉なんですね。
年始の目標設定など意味を成さん
極論、上記の通りあまり意味がないと思っています。もちろん、上記の仕事に対する改善が「7つの習慣」で言う「緊急性が高く、重要性も高い第一象限」であれば問題ですが、数ヶ月単位で立てる中期的な仕組みづくりに関わる「緊急性が低く、重要性が高い第二象限」の目標であれば、年始に改まって目標なんて立てる必要ありません。
タイムマネジメントにおいては、どの象限の仕事をこなすかが鍵になります。よくマトリクス図で出てきますね。第一第二象限の時間をバランスよく配分するかがキモです。
象限 | 緊急性 | 重要性 | 例 |
---|---|---|---|
第一象限 | ◯ | ◯ | 障害対応 |
第二象限 | ✕ | ◯ | 能力開発 |
第三象限 | ◯ | ✕ | 儀式的な会議 |
第四象限 | ✕ | ✕ | いけ好かない人との飲み会 |
- 作者: スティーブン・R.コヴィー,Stephen R. Covey,ジェームススキナー,川西茂
- 出版社/メーカー: キングベアー出版
- 発売日: 1996/12/25
- メディア: 単行本
- 購入: 148人 クリック: 4,806回
- この商品を含むブログ (777件) を見る
これができてたら新しい目標なんて邪魔っすね。できてなくて初めて目標設定をすべきです!
案外、第二象限に近い習慣を持っていたのに、新しい目標設定に引っ張られて定着しないケースの方が多いんじゃないでしょうか。僕も昨年ですら何個か「続けてればよかった!」ってことがありますからね。
そんなわけで僕は!
敢えて新年の目標は敢えて具体的に設定しなくていいかなーと思っております。特に新しい目標設定でこれまでのいい習慣が飛んでしまうことを危惧しています。
定期的な運動、毎日の床掃除、読書、いろいろと定着しつつあるものを大事にしつつ、「続けてればよかった!」と思ったことをボチボチ始めていきます。 まずは正月休みでダラダラ過ごし、断絶してしまった習慣をもとに戻すことが近道ですね!クッソ自戒を込めつつ筆を置きます。