片脚ペダリングから見えた練習メニューに対するたった1つの注意点
昨日の片脚ペダリングメニュー
最近真面目に取り組むようになった片脚ペダリング、両足で90rpmが30分こなせる程度の負荷環境で、1分間連続ペダリングに途中乳酸を散らせる目的でインターバルを挟んで4セット。ケイデンスを維持しようとすると脛あたりの筋肉が痙攣しそうな感覚。効いているような感覚を持つが、30秒を超えたあたりでケイデンスがガクっと落ちる。それでも続ける。
この片脚ペダリング、他の方の練習メニューでは30秒が一つの基準になっているようだ。長い時間をかければ効くように錯覚してしまう。「ケイデンスが落ちても仕方がない、キツいメニューをやっているのだ」こんな感想を持ってしまったらそれは危険信号だ。
後半のダレに対する無意識の言い訳
この片脚ペダリングだけでなく、練習後半になるとパフォーマンスが落ちてしまうメニューには心当たりがある。大抵、「ケイデンス(パフォーマンス)が落ちても仕方がない、キツいメニューをやっているのだ」という意識が根底にある。
実際、後半ダレてしまうメニューは負荷が適正でなかったり、メニューの組み方がマズいのだ。自分に見合わないメニューをこなして、「キツいことをしている自分」に悦に入っている時間ははっきり言って無駄だ。自尊心が邪魔をして、メニューの内容を軽く設定することに躊躇いが出るが、ここは逆に心を鬼にして軽いメニューから始めることも視野に入れよう。
サラリーマンをやりながら日々のトレーニングをこなすには、時間や体力といったリソースを自分のためだけに振り分けることになる。その質を少しでも高めるための努力は怠ってはならない。
タイトルには「注意点」と書いたが、むしろ覚悟という言葉に置き換えてもいいかもしれない。メニューは日々点検あるのみ。
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